謹啓

 

平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。

 

この度、令和7年12月25日および28日に、当店が製造いたしました「仕出し弁当」を原因とする食中毒事故が発生いたしました。

発症されたお客様とそのご家族の方々には、多大なる苦痛とご迷惑をおかけしましたことを、心より深くお詫び申し上げます。

また、日頃より当店をご愛顧いただいておりますお客様、関係者の皆様に多大なるご心配とご不安をおかけしておりますこと、重ねてお詫び申し上げます。

今回の事態を厳粛に受け止め、以下の通りご報告させていただきます。

 

1. 経緯について

令和7年12月28日、保健所より食中毒の疑いがあるとの連絡を受け、調査に協力してまいりました。その結果、当店製造の仕出し弁当を喫食された69名のお客様のうち45名が下痢、嘔吐、吐き気等の食中毒症状を訴えられ、便から「ノロウイルスGⅡ」が検出されたことから、当店が提供した仕出し弁当を原因とする食中毒であることが判明いたしました。

 

2. 行政処分内容と営業停止について

上記を受け、保健所より営業停止処分を受けましたのであわせてご報告いたします。

• 営業停止期間：令和7年12月31日（水）〜 

また、本年末の「おせち料理」につきましても、同様にすべて出荷停止といたしました。 楽しみにお待ちいただいておりましたお客様、そして営業停止期間中にご予約頂いておりましたお客様には、多大なるご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。対象のお客様へは、順次個別にご連絡を差し上げております。

 

3. 原因と再発防止策について

今回の事故は、当店の衛生管理意識の欠如と、管理体制の甘さが引き起こしたものと深く反省しております。休業期間中、以下の改善策を徹底して実施し、体制の立て直しを図ります。

 

• 施設の徹底消毒： 専門業者による厨房機器および店内全域の殺菌消毒
• 衛生管理システムの刷新： HACCPに基づいた管理基準の再構築と、全工程の記録・確認の義務化
• 全従業員への再教育： 外部専門家による衛生講習の実施および、衛生意識の抜本的な改革
• 管理体制の強化： 経営陣が衛生状況を厳格に管理

 

4. 営業再開について

営業再開は 令和8年1月17日（土） を予定しております。再開に際しましては、保健所の確認のもと、お客様に安心してお食事をしていただける万全の体制を整えて参ります。

本来、皆様に喜びと安心を提供する場であるべき飲食店として、このような事態を招いた責任を痛感しております。今後は全スタッフ一丸となって信頼回復に努め、誠実な店づくりに邁進する所存です。

略儀ながら、まずは書面（ウェブサイト）をもちまして、謹んでお詫びとご報告を申し上げます。

 

謹白

 

代表取締役社長　山本光祐

　　　　　　　　山本真也